
贈与税は、相続税逃れに対応したものと考えれば良いでしょう。相続税かかるならあげた方が良かも?と考えてしまうからですね。だから、贈与税の方が税金は高め。どのようなものがあるのでしょうか?
贈与税の基本を理解しましょう
相続税を学ぶにあって、被相続人と相続人のどっちがどっち?ということを理解してとお話しました。贈与税を学ぶにあって似たようなものがありますので理解していきましょう。
チェックポイント
- 相続分野では、被相続人と相続人
被相続人;死亡した人 相続人;残されて遺産を承継した人
- 贈与税分野では、贈与者と受贈者
贈与者;与える人 受贈者;もらう人
贈与とは?
贈与とは、生きている時に、個人から財産をもらう契約を結ぶことです。

のぶ
個人という言葉に注意してください。
法人からの贈与は所得税です。問題にも出ますよ。
この時、お互いの合意が必要です。

のぶ
書面によるかどうか?の問題が頻繁に出題されます。理解しておきましょう。
ポイント
- 書面による契約
贈与契約を結んだ時 - 書面によらない契約(口約束)
贈与の履行があった時
ただし、あげる前ならば、解除できる。あげたものは解除(取り消す)できない。

のぶ
書面の違い。書面によらなかった場合、解除できるかどうか?、出題されています。
贈与の種類は?
贈与には、4種類あります。
- 通常の贈与:その都度、贈与契約を結ぶ
- 定期贈与 :定期的に一定の財産を贈与する
- 負担贈与 :受贈者に一定の義務を負わせる贈与
- 死因贈与 :贈与者の死亡によって行う贈与
チェックポイント
定期贈与では、後に出てくる暦年課税の110万円を超えて贈与できるかどうかの問題が出題されることがあります。
別に税金が掛かる、掛からないは関係なく、贈与ということではいくらでも可能です。
負担贈与は、土地の借金を負担する代わりに、あげるなど一定の義務を負わせる
負担贈与は、複数人でも可能かどうか? ➡️可能です。
1級論点では、この受贈者が、義務を果たしていない場合は、贈与書は解除することが可能かどうか出題されています、➡️ できます。

のぶ
死因贈与は、贈与税ですか?も出題されています。
➡️ 相続税になります。
ポイント
- 贈与とは、何かを理解しましょう。
贈与者と受贈者とは、
贈与者;与える人 受贈者;もらう人 - 贈与の種類を理解しましょう。
通常の贈与:その都度、贈与契約を結ぶ
定期贈与 :定期的に一定の財産を贈与する
負担贈与 :受贈者に一定の義務を負わせる贈与
死因贈与 :贈与者の死亡によって行う贈与