土地、建物問題は、自分が住んでいるものだけではありません。自分が土地・建物を運用する、活用する等があります。3級では、少ししか出題されませんが要点だけを覚えておけば得点源になりますのでサクッと理解していきましょう。💪
土地活用は誰がどれをどこまで行う?
土地の有効活用事業では、次のように多数あります。
- 自己建設方式・・・自分が土地、建設資金など全ておこなう。
- 等価交換方式・・・土地の所有者が土地を提供してその土地に業者が建物を建てる。土地と建物の資金の割合によって、土地所有者と業者が按分する。
- 建設協力金方式・・・土地所有者が、建設したい人(入居者)から資金を提供してもらい、その資金で建設物を建てる。
- 定期借地権方式・・・自分の土地を貸すだけで、土地の賃料を貰う。
- 事業受託方式・・・業者に全て任せる、けど、資金は自分で搬出。
- 土地信託方式・・・信託銀行に任せて、配当を受け取る。
のぶ
3級では。とりあえず等価交換方式、建設協力金方式を覚えましょう
のぶ
2級(上位級)では、誰が土地の所有名義人?誰が建物の所有名義人?資金負担は誰になる?とか問われることがあるので
土地が誰によってどのようになっていくかを理解していくと良いと思います。
不動産分野でも利回り計算ありますよ。 運用は慎重に・・
不動産投資にも利回り計算はつきものです。儲けがなければ投資はしませんからね。では、計算方法はどうなるのでしょうか?3級では、単純利回りとNOI利回り(実質利回り)の3つを理解します。
- 単純利回り=年間収入合計/投資総額×100[%}・・・年間の賃貸料すべてを建物を買った値段で割る
- NOI利回り=[年間収入合計ー年間諸経費]/投資総額×100[%]・・・年間収入から年間諸経費をひく(固定資産税、その他維持費等をひく)
のぶ
よく出題されるのは、NOI利回りです。
のぶ
2級実技試験では、世帯分の年間賃貸収入、諸経費などからNOI利回りを計算する問題が出題されています
ほんださんYoutubeを視聴しながら理解もしてください。
ポイント
- 土地の有効活用事業について理解しよう
等価交換方式・建設協力金方式・自己建設方式・定期借地権方式・事業受託方式・土地信託方式
3級では、等価交換方式・建設協力金方式をまず。理解しよう
誰が土地所有名義人で誰が建物の所有名義人、資金負担は誰かも抑えておきましょう
- 不動産の利回りを理解しよう
単純利回り・NOI利回りを理解。特にNOI利回り、
NOI利回り=[年間収入合計ー年間諸経費]/投資総額×100[%]
を理解していきましょう。年間諸経費を忘れないように。